台湾のコンビニ紹介②・生ビールサーバーがあるコンビニ【茶葉蛋・關東煮・熱狗】

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ちょっとした買い物や用事を済ませるのに便利なコンビニですが、台湾のコンビニのサービスは海外の中でも特に充実しています。台湾のコンビニ紹介①植物性ミルクのコンビニドリンクがすごい!【豆漿・米漿・燕麥奶】の記事でも紹介したように、ヴィーガン対応のドリンク類が豊富だったり、自由に使えるWi-Fiがあったり、パソコン作業もできる広々としたイートインスペースが併設されていたり、日本にはないようなホットスナック類があったり、中でも画期的なのが生ビールサーバーがあることです。今回は台湾のコンビニならではのサービスや商品について紹介したいと思います。これを読むと、台湾のコンビニを覗きたくなること、間違いなしです!

1. イートインスペースが広い

まずコンビニに入って驚くのが、店内のイートインスペースの広さです。台湾のコンビニには必ずと言っていいほどイートインスペースが併設されています。店舗の大きさにもよりますが、カウンター席に加えてテーブル席もたくさん設置されていることが多く、場所によっては店外にもテラス席が用意されています。購入したものを食べたり飲んだり、友人たちとおしゃべりを楽しんだり、本を読んだり携帯をいじったり、制服を着た学生がノートを広げて友達と勉強していたり、コンビニの一角だと忘れさせるような雰囲気で各々ゆっくり過ごしています。数人で集まってコンビニコーヒーを飲みながらおしゃべりしている年配の方も多く、まるでカフェ感覚でコンビニをみんな利用しています。

また、お昼時のコンビニでは店内で買ったものだけでなく、別のお店でテイクアウトしたお弁当や軽食を食べている人もよく見かけます。もちろん基本的にイートインスペースを利用できるのは店内で何か購入した場合なので、飲み物だけをコンビニ内で購入している人が多いです。初めてこの光景を見た時は、他のお店の食べ物も食べていいのかと驚きましたが、当たり前のように家から持ってきたお弁当やフルーツを広げて食べている人も多いので、台湾では全くもってOKのようです。外帶(テイクアウト)のみのお店も多い台湾の街中で、テイクアウトしたお弁当や軽食を近くのコンビニでそのまま食べることができるのはとても便利です。

2. 無料Wi-Fiがある

台湾のコンビニには無料Wi-Fiがあります。一度簡単な登録を済ませておくだけで、全国のセブンイレブンやファミリーマートの店内でいつでも無料Wi-Fiを利用することができます。私は台湾では格安の携帯プランを契約していたので、出先でのネット利用に重宝していました。イートインスペースがあるので、旅行中にちょっと落ち着いて座って調べ物をしたい時に便利です。仕事の打ち合わせをしたり、パソコンを広げて作業したり、ドラマやニュースの動画を見たり、パソコンでオンラインレッスンを受けている人もたまに見かけます。台湾でのコンビニの利用の仕方は、本当に自由です。台湾に来たらまずは近くのコンビニで無料Wi-Fi登録しましょう。

3. 生ビールサーバーがある

台湾のコンビニには生ビールサーバーを置いている店舗があります。セブンイレブンでは主にザ・プレミアム・モルツ、ファミリーマートでは生ハイネケンのビールサーバーがあります。日本にはない台湾限定のサービスで、本格的なビールグラスで生ビールを楽しむことができます。こちらの店舗は入り口すぐに、テレビまで設置された立派なカウンターバーがあります。480mlの大杯が119元(400円程度)、260mlの小杯が79元(300円程度)とお手頃価格です。內用(イートイン)と外帶(テイクアウト)では一杯分の容量と値段が少し異なり、店内でも外のテラス席でも飲むことができます。

ここの店舗は値段の異なる生ビールが2種類あり、更には金・土・日曜日は大杯の2杯目は30%割引のサービスもあります。ところが台湾人はあまり日頃からお酒を飲む文化がないので、実際に台湾人がコンビニで生ビールを飲んでいるところは実は見かけたことがありません。生ビールサーバーにテンションが上がるのはビール好きな外国人ぐらいでしょうか。それどころか、写真のようにビールを注文せずにカウンターに座ってテレビの野球中継を観戦している人もいるほど、自由に休憩していきます。テレビも設置されているなんて、家でくつろいでいるのと同じぐらい居心地の良いコンビニです。

4. 茶葉蛋(台湾風煮卵)

台湾のコンビニあるあるですが、どこのコンビニも中に入ると八角の独特の匂いが感じられます。台湾に来た外国人はこの匂いが苦手だという人が多いです。この匂いの正体は茶葉蛋という、台湾のコンビニになくてはならないソウルフードです。茶葉蛋とはその名の通り、茶葉で煮詰めたゆで卵のことで、醤油ベースに五香粉などの香辛料で味付けされた煮卵です。台湾の定番の家電の大同電鍋(大同電気炊飯器)でじっくりと煮込まれて、蓋をせずにそのまま放置されているので、店内いっぱいに匂いが漂っているわけです。

どこも大同電鍋が2台設置されていて、片方は出来上がったもの、もう片方は煮込み途中のものが置いてあります。このようにお茶パックを一緒に煮込むことで茶色の模様をつけています。

そばにビニール袋が置いてあるので、自分でトングで取ってビニール袋に入れてレジでお会計します。一個10元(=約30円)の安さで、小腹が空いた時にちょうど良いです。ちなみに以前はもっと安かったそうです。

殻を剥いていくと恐竜の卵みたいな模様のインパクトのあるビジュアルですが、店内に漂っている匂いほど八角も効いていなくて、逆に予想外に優しめな味付けです。ほんのりと甘い漢方風味がいかにも台湾の煮卵って感じです。台湾のコンビニではどこでも売っているので物珍しさは全くないのに、日本に帰ってくると懐かしいソウルフードの一つです。台湾に来る度に一度はつい買って食べたくなる美味しさです。

5. 烤番薯 (焼き芋)

台湾産の芋を使った焼き芋はコンビニの通年の定番商品です。日本と同じく台湾でもグラム単位の量り売りが基本で、だいたい20元~40元(60円〜120円)です。店内でじっくり焼き上げているので、いつ買っても焼き立ての温かさです。台湾はさつまいもの産地として有名ですが、台湾のお芋は濃い黄色で、ねっとりと濃厚な甘みがあり、ハズれなしの美味しさです。ここのコンビニは6種類の芋の名前が表記されていて、それぞれの品種の一個あたりの値段が書いてあります。このように、コンビニでも色んな品種の焼き芋を楽しむことができます。

6. 關東煮 (おでん)

茶葉蛋と烤番薯の近くには關東煮という、いわゆる日本のおでんもあります。温める器具も日本のコンビニと全く同じです。しかしよく見ると、普通の澄んだスープの他にも、ラー油のような赤い油が表面に浮いた麻辣スープで煮込んだ辛いおでんもあります。おでんの具材も台湾式に少しアレンジされていて、大根やつみれなどの定番のおでんの具材の他にも、日本にはない米血糕(豚や鴨の血をお米に混ぜて固めたお餅)、鴨血(鴨の血を固めたもの)、とうもろこしなどもあります。また關東煮の近くには科学麺(袋入りのインスタントラーメン)が置いてあり、一緒に買ってスープに入れたおでんラーメンにして、イートインコーナーで食べるのがツウな楽しみ方です。

7. 熱狗 (ホットドッグ)

コンビニのホットスナックの定番、フランクフルトもあります。こちらは学校帰りの学生が買っているのをよく見かけます。側にはホットドッグ用のパンも販売しているので、セットで買って熱狗(ホットドッグ)にして食べることもできます。台湾では小学校から高校まで、学校の授業が終わるとそのまま塾へ行き、夜遅くまで勉強するのが放課後の過ごし方なのですが、学生はみんな塾の授業が始める前に軽食を買います。学校が終わる頃の時間になると、制服を着た学生たちが何人かでコンビニに集まり、塾が始めるまでの時間を友達と一緒にイートインスペースで軽食をとりながら過ごしているのをよく見かけます。熱狗は、そんな塾の前の腹ごしらえをする学生に人気の軽食です。

ここまで内容盛り沢山で紹介してきましたが、まだまだ台湾のコンビニならではのサービスや商品はたくさんあります。また次の記事でもたっぷりとご紹介しますのでお楽しみに!