台湾の絶品グルメ ① 夜市編

今回は、台湾の夜市文化と、夜市でのイチオシ絶品グルメの紹介をしていきます。

  • ①割包(ガーパオ)
  • ②大腸麵線(ダーサンミンシェン)
  • ③米粉湯(ミーフェンタン)
  • ④肉圓(バーワン)
  • ⑤麻辣臭豆腐(マーラーチョードーフ)
  • ⑥臭豆腐(チョードーフ)
  • ⑦滷肉飯(ルーローファン)
  • ⑧蚵仔煎(オアチェー)

台湾と言えば、街のあちこちで開かれる夜市の食べ歩き文化ですよね。何と言っても、とにかく安くて手軽で美味しい!!日本なら缶ビール片手にふらふら食べ歩き、となるところですが、台湾ではバイクで移動するのが当たり前なので、お酒は飲みません。というか、どこの夜市に行ってもほとんど売ってません!なので、私もここでは飲みたい気持ちをぐっと我慢です。「このスパイスの効いた焼き鳥は、ハイボールが合うだろうなーーー」とかどうしても想像してしまうけれど、台湾では地元民らしくアルコールフリーで夜市の雰囲気を楽しみます。

台湾の夜市はわざわざ探して行かなくても、どこの街にも必ずあるので、すぐに 見つかります。イメージとしては、縁日の屋台が毎日夕方から深夜にかけて街のあちこちで開かれるみたいな感じです。ね、最高でしょ!!

台湾の夜市でよく見かける光景の1つは、大量にテイクアウトして家族の夕ご飯を買って帰るお母さんです。夜市では、スープもお惣菜も全てビニール袋に入れてテイクアウトできるのです。このビニール袋をバイクの両側にいくつもぶら下げて道路を走っているお母さんは、台湾ではしょっちゅう見かけることができます。これは日本ではそう見かけない光景ですよね。

ちなみにこのビニール袋、日本ではスーパーの袋詰め台にある、ロールタイプの薄い透明袋と同じような材質で、破れてしまうのではないかと私はいつも冷や冷やしながら見ています。実際に破れたことはないので、きっと日本のスーパーでお馴染みのビニールよりも頑丈なのでしょう。

台湾のカップルは、夜市で夕ご飯デートをするのが定番なので、あちこちの屋台で買ったご飯を仲良く分け合って食べている可愛いらしい光景も見れますよ。夕ご飯デートに夜市に行くという選択肢があるのは、羨ましいばかり。お互いに食べたいものを買って食べられるのも良いですよね。

何より台湾はどこも安全だし、みんな優しいし、おまけに日本人だと何かとちやほやされる(台湾人からすると、見た目と雰囲気だけですぐに日本人だと分かるそうです)ので、おすすめです。笑

それでは、台湾の夜市の絶品グルメを紹介していきます!

①割包(ガーパオ)

醤油や砂糖、酒、八角という香辛料で豚のバラ肉をじっくり煮込んでから、白い饅頭に入れて、酸菜(高菜)とピーナッツ粉とパクチーをつけた、台湾式ハンバーガー。台湾で初めて食べた料理なのですが、今でも忘れられない感動的な美味しさ。タレの甘辛さが癖になります。

②大腸麵線(ダーサンミンシェン)

素麺のような細柔らか麺を、鰹出汁ベースの梅ニンニクのような味のとろみのあるスープで煮込み、豚の大腸のぶつ切りをトッピングした素麺料理。とろとろの優しい味のスープと素麺が完璧に合います。

③米粉湯(ミーフェンタン)

米粉で出来た短い麺が入ったカジキ出汁ベースのスープ。日本人にとっては、このブツブツ切れた麺が不思議かも。これまた優しい味のスープが美味。

④肉圓(バーワン)

サツマイモ粉や片栗粉などから作られた皮で、豚肉・しいたけ・筍などで作った餡を包み、油で揚げるか蒸し、タレとパクチーをかけた肉団子。スタジオジブリ映画「千と千尋の神隠し」で、千尋のお父さんが豚になってしまう前に屋台で食べていた、謎のプニプニの正体がこれです。見た目通り、皮がぷるんぷるんです。中の餡の味付けがいかにも台湾っぽくて、これは現地で是非試しておきたい一品です。

⑤麻辣臭豆腐(マーラーチョードーフ):臭豆腐の煮込み

豆腐を野菜などを発酵させてつくった液体に1日ほど漬け込み、独特の風味や香りをつけたものが、臭豆腐。この臭豆腐を、麻辣湯(マーラータン)と呼ばれる、唐辛子と漢方薬などを配合したスパイシーなスープで煮込んだもの。スープとトッピングのキャベツの酸味が、いかにも身体に良い感じです。

⑥臭豆腐(チョードーフ):臭豆腐の揚げ物

臭豆腐を高温の油で素揚げし、しょうゆベースのタレと、台湾キムチと呼ばれる酢漬けのキャベツと一緒に食べる揚げ豆腐。台湾の夜市は、だいたいこの臭豆腐の屋台から放たれている独特の香り(いや、”匂い”それとも“臭い”と言った方が良いでしょうか?)が一帯に漂っています。

⑦滷肉飯(ルーローファン)

ミンチまたは細切れにした豚肉を醤油、砂糖、酒などで煮込んだものを、白米にかけた煮込み豚肉かけご飯。濃い目のタレをかけた、いわゆる台湾の定番の“ぶっかけご飯”です。

⑧蚵仔煎(オアチェー)

牡蠣と片栗粉のオムレツ。台湾では、この小粒サイズの牡蠣をスープや炒め物などの料理によく使います。身がギュッと締まっていて、牡蠣の旨味が美味。牡蠣好きにはたまらない、台湾の牡蠣料理のレパートリーの多さです。

以上、台湾の夜市のオススメの絶品グルメでした。
実際にメニューを発音できなくても、メニューの指差しでも十分に通じるので、台湾の夜市で是非ローカルな雰囲気を楽しんでみてください!