【カフェインの正しい知識】カフェインレスコーヒー・デカフェ・ノンカフェインの違いとは?

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アメリカではコーヒー全体の10%がカフェインレスで飲まれるほど認知度が高い、カフェインレスコーヒー。最近では、日本でもその認知度が増えてきています。以前の記事でも紹介したように、コーヒーに含まれているカフェインにはメリットもある一方でデメリットもあり、コーヒーの味は好きだけどカフェインは摂取したくないという人や妊婦さんに、カフェインレスコーヒーが人気となっています。

しかし、実はコーヒーやお茶などのパッケージや商品説明で最近よく目にするようになった「ノンカフェイン」「カフェインレス」「デカフェ」などの表記は一見、すべて“カフェインが含まれていない飲み物”と思えますが、カフェインの含有量に違いがあり、似てるようで異なるものなのです。今回はそんなカフェインレスコーヒーの効果や作り方、デカフェ・ノンカフェインとの違いなどについて紹介します。

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カフェインの成分と作用について

カフェインとは、植物に含まれている成分で、「アルカロイド」という苦味成分の一種です。コーヒー豆や茶葉などの植物に多く含まれており、コーヒーや紅茶の苦味のもとになっています。カフェインの特長といえば「目が覚める」ということで、眠気覚ましにコーヒーを飲むという人が多いですが、この「目が覚める」という特徴はカフェインの覚醒作用によるものです。カフェインが脳内の興奮を抑える「アデノシン」という物質の働きをブロックするため、カフェインを摂ると目が覚めるのです。この他にも、カフェインには血管を拡張させる働きや、神経伝達物質を増加させる働きなどがあり、利尿作用、解熱鎮痛作用、体脂肪の燃焼を促進する作用、胃酸の分泌を促進する作用といった作用などがあるとされています。

眠気を覚ますことが期待できるカフェインですが、摂り過ぎには注意してください。なぜなら、過剰摂取すると胃痛や不眠が起こることがあるからです。そし最悪の場合、カフェイン中毒に陥り、吐き気や手足のしびれといった症状があらわれることもあります。ちなみにカナダでは、1日当たりの摂取量として、健康な成人で400mg(マグカップでコーヒー約3杯)、妊娠中や授乳中の女性で300mg(マグカップでコーヒー約2杯)と基準を設けています。

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カフェインレスコーヒー・デカフェ・ノンカフェインの違い

まずまとめると、以下のようになります。
・カフェインを含むもの:デカフェ、カフェインレス、カフェインフリー、ローカフェイン
・カフェインを含まないもの:ノンカフェイン、カフェインゼロ

「カフェインレス」には微量のカフェインが残っている
「カフェインレス」のコーヒーには、わずかながらではありますが、カフェインが含まれています。含まれていると表現するよりも、微量のカフェインが“残っている”と表現した方が的確かもしれません。なぜなら、もともとカフェインが含まれているコーヒー豆や茶葉から、カフェインをできる限り除去して減らしたものが「カフェインレス」の飲料だからです。

「デカフェ」はカフェインレスと同じ意味
フランス語の「デカフェ」も、「カフェインレス」と同様に、もともと含まれているカフェインを除去した飲み物を表します。英語ではDecaffeinated(デカフェネイテッド)と言い、略してDecafe(デカフェ)と呼ばれます。頭文字の「デ」には、“抜く”や“脱”などの意味があり、少量ではあるものの、カフェインはわずかに残っています。スタバやタリーズなど、外国発祥のショップで主に使われる言葉です。

カフェインをまったく含まないのは「ノンカフェイン」
「ノンカフェイン」の飲み物には、一切カフェインが含まれていません。と言うのも、もともとカフェインを含まない原料を使った飲み物だからです。コーヒーの原料であるコーヒー豆、緑茶やほうじ茶の原料である茶葉には、カフェインが含まれているので、「ノンカフェインコーヒー」「ノンカフェイン緑茶」は存在しません。ノンカフェイン飲料として代表的なのは、麦茶、ハーブティー、ルイボスティー、そば茶、はと麦茶、コーン茶、たんぽぽ茶、たんぽぽコーヒーなどが該当します。

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カフェインレス・デカフェの基準とは?

では、コーヒー豆からカフェインの含有量がどれだけ除去されると、「カフェインレスコーヒー」と認められるのでしょうか。ヨーロッパにおけるデカフェの基準は厳しく、カフェイン含量がコーヒー豆では0.1%以下、インスタントコーヒーでは0.3%以下の場合のみ、「デカフェ」という名前を使うことができます。日本の場合は、ここまで明確な基準は今のところありませんが、全国公正取引協議会連合会が定めた規約に準じ、「カフェインを90%以上取り除いた」コーヒー飲料・レギュラーコーヒー・インスタントコーヒーにのみ、表記記載が許されています。ただし、これはコーヒーだけの取り決めです。緑茶や紅茶には、厳密な除去率の定めはありません。

カフェインを90%以上除去しているとは言え、たくさん飲めばカフェイン摂取量は、じわじわと積み重なっていきます。カフェインの摂取量を減らしたい場合と、カフェインをまったく摂取したくない場合で、選択肢は自ずと変わってきますので、自身の目的に合わせて上手に選んだり、飲む時間を工夫しましょう。

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カフェインレスコーヒーの製法は3つ

コーヒーからカフェインを取り除く方法は大きく分けて3つあります。「スイス・ウォーター製法 」「マウンテン・ウォーター製法」「超臨界二酸化炭素抽出法」です。以前は有機溶剤「ジクロロメタン」を使った製法もありましたが、人体への危険性が問題視され、現在、この製法を使った商品の製造も輸入販売も日本国内では禁止されています。

水を使用する「スイス・ウォーター製法」
コーヒーの生豆を水に浸けてカフェインを除去する方法。カフェインと旨味成分が溶け出した水からカフェインだけをろ過し、旨味成分を豆に戻します。化学薬品を一切使わないので安全性が高く、低コストだといわれています。オーガニックのコーヒー豆によく使われる製法です。

スイス式に近い「マウンテン・ウォーター製法」
スイス・ウォーター製法とほぼ同じ原理でカフェインを除去していて、安全性が高いです。使用する水はメキシコの天然水限定で、メキシコを中心に人気が高まっています。

最先端技術として注目の「超臨界二酸化炭素抽出法」
「超臨界」状態にした二酸化炭素でカフェインを分解する製法です。安全性が高く、コーヒーの風味を落とさないという利点があります。最新設備が必要なため、大手メーカーやコーヒーチェーンが主に採用しています。

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カフェインレスコーヒーのメリット

普通のブラックコーヒーを飲むのをやめて、カフェインレスコーヒー(デカフェコーヒー)に変えることにはメリットもあればデメリットもあります。カフェインレスコーヒーのメリットは、カフェインを摂取することによるデメリットの裏返しです。

妊娠中でも飲める
カフェインレスコーヒーのメリットの1つ目は、妊娠中でも飲めるということです。コーヒーが好きな方が妊娠するとカフェインの摂取量に制限が入るので大変です。今まではそこまで気にせずに飲めていたコーヒーも妊娠中には気軽に飲めなくなります。しかし、カフェインレスコーヒーを飲むことでカフェインの摂取量をほぼ抑えることができるので、妊娠中の方も出産後の方でもコーヒーが飲めるようになります。

夜でも飲むことができる
カフェインレスコーヒーのメリットの2つ目は、夜でも飲むことができるということです。カフェインを摂ることで夜眠れなくなるということは有名です。カフェインに慣れている人であれば免疫がついてそこまで眠くはなりませんが、それでも睡眠の質が低下することがあります。しかし、カフェインレスコーヒーに切り替えることによって、夜コーヒーを飲んでも寝ることができるようになると同時に睡眠の質を向上されることができます。

利尿作用を抑えることができる
カフェインレスコーヒーのメリットの3つ目は、利尿作用を抑えることができることです。これは特に運転中などで効果を発揮します。長距離運転をしているドライバーの方などはコーヒーを飲むことがよくありますが、途中でトイレをしたくなってもトイレがしばらくできないことがあります。カフェインの含まれた普通のブラックコーヒーには利尿作用の効果がありますよね。運転中に行きたくなったら大問題です。そのためにドライバーの間ではカフェインレスコーヒーをあえて飲む人が結構いるそうです。他にも、大事な仕事の前やテストの前などにカフェインレスコーヒーを飲むことでトイレにいく回数を減らすことができます。

他にもあるカフェインレスコーヒーのメリット
これらの他にもカフェインレスコーヒーを飲むことによるメリットとして、胃もたれを改善したり、冷え性を改善したり、貧血になるのを改善したりする効果があります。このようにカフェインレスコーヒーを飲むことによって、本来カフェインを摂取することによって得られる効果を得られない代わりに、さまざまなメリットを受けることができるのです。

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ちなみに私が愛飲しているデカフェコーヒーはこちらです。海外通販サイトのiHerbで購入しています。
Mt. Whitney Coffee Roasters, オーガニックペルー産デカフェ、ミディアムロースト、グラウンドコーヒー、340g(12oz) iHerb価格 1,165円
100%高地産のアラビカコーヒーをミディアムローストした、デカフェのコーヒーの粉です。USDAオーガニック、CCOF(カリフォルニア認定有機農家協会)認定オーガニックで、品種から加工方法までこだわり抜いたコーヒーです。しっかりしたチャック付きの袋で、保存もしやすいです。詳しくはこちらの記事で紹介しています。

スターバックスもカフェインレスコーヒーに本気で取り組んでいる

カフェインレスコーヒーに対する各社コーヒーチェーン店の対応は今まではそこまで本気ではありませんでした。カフェでカフェインレスコーヒーを注文するといつもより抽出に時間がかかって待たされ、かつブラックコーヒーのみでエスプレッソはカフェインレスでは作れない一般的であり、コーヒー豆の販売についても、申し訳程度に1〜2種類のカフェインレスコーヒーしか販売していませんでした。

しかし、最近になってスターバックスコーヒーはカフェインレスコーヒーに本格的に参入してきており、ホットコーヒーだけでなくてラテやカプチーノなどエスプレッソ系のドリンクについてもカフェインレスで注文することができるようになりました。二酸化炭素抽出法でカフェインを取り除いているのでコーヒーの風味もそこまで落とすことなく維持することができています。また、スターバックスだけでなくコンビニコーヒーでもカフェインレスコーヒーを販売するお店が出てきており、ローソンの100円コーヒーでもカフェインレスコーヒーが飲めるようになりました。

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このように、日本でもカフェインレスコーヒーが普及してきて、コーヒーを飲む時の選択肢がかなり増えました。その時の気分や体調に合わせて、どんなコーヒーを飲むのか、カフェインの正しい知識を持って判断していきたいですね。